指しゃぶりはやめさせるべき?悩むパパとママへ
こんにちは!今日は、私たちの娘の指しゃぶりについて、少しお話ししたいと思います。最近、彼女は指しゃぶりに夢中なんです。最初は「お腹が空いてるのかな?」と思ってミルクをあげたんですが、ミルクは拒否。乳首を舌で押し返して、にっこり笑ってくれるんです。そんな姿に癒されつつも、ちょっと心配になることもあります。
「指しゃぶりってやめさせた方がいいのかな?」とか、「癖になったらどうしよう?」、「歯並びが悪くなったら困るな…」なんて、いろいろ考えちゃいますよね。同じように悩んでいるパパやママも多いのではないでしょうか。
実は、指しゃぶりはお腹の中にいる時から始まっているんです。運が良ければエコー検査でみられることもあります。指を口の近くにもっていって口を動かしたり。しっかり指をくわえて指しゃぶりしていたり!
生まれてすぐに母乳を飲むための練習としても、指しゃぶりは大切な行動なんです。特に生後2ヶ月頃までは、この吸てつ反射(母乳やミルクを吸う反射)が大切で、赤ちゃんの口の発達や吸う力のトレーニングにも役立っています。
生後4ヶ月を過ぎると、指しゃぶりの意味が少し変わってきます。
この時期の指しゃぶりは、単なる吸てつの練習ではなく、自分の体を確認したり、目と手の協調運動の一環として行われています。
手と指を使い器用にものを持ち、口へ運ぶ。この動きが赤ちゃんの運動発達にとってとても重要なのです。
なので、この時期の指しゃぶりは一切やめさせる必要はありません。
赤ちゃんが座ったり、はいはいを始める頃になると、手を使うことが増えて、周りの人や物に興味が移っていきます。すると、指しゃぶりの頻度も自然と減ってくるんですね。ただ、乳歯が生え始める乳児後期の時期には、歯茎がむずがゆく感じたり、違和感を覚えることで、また指しゃぶり様の動作が増えることもあります。
そして、一歳を過ぎると、多くの子どもは眠い時やストレスを感じる時だけ指しゃぶりをするようになります。
歯並びが悪くなるってホント?!
基本的に三歳までの指しゃぶりは歯並びに影響はないとされています。
つまり、三歳を過ぎても指しゃぶりが多いと歯並びやかみ合わせに影響することがあるんです。
もし、三歳を過ぎても指しゃぶりの頻度が少なくならない場合には、小児科医、小児歯科医、臨床心理士などによる積極的な対応の必要がある場合もあります。
まとめ
出生から一歳までの時期における指しゃぶりは、赤ちゃんの神経発達にとって非常に大切な行動。三歳までは自分を落ち着かせるための行動。歯並びが悪くなることへの心配もありません。
この時期の指しゃぶりには、あまり干渉しなくても大丈夫ですよ。
赤ちゃんの成長を見守りながら、自然に任せてあげましょう。