【赤ちゃんの青あざ!これって蒙古斑??】自然に消えるの?治療はあるの?

娘の青あざ、これって蒙古斑?

娘の四肢に青あざがあります。夫に聞いてみたところ、「これ、お尻にある蒙古斑と同じものだよ。このくらいの薄さなら、いずれ消えるはず」とのこと。

実は、乳児検診でも同じ疑問を持つお母さんが多いみたいで、よく質問されるそうです。私と同じように、わが子の外見に関することってつい気になりますよね。

この青あざ、正式には「異所性蒙古斑」と呼ばれるものらしいです。

そもそも蒙古斑って?

みなさんも、お尻に見られる蒙古斑はご存知ですよね。成長とともに消えるのが一般的です。この異所性蒙古斑も同様に、成長するにつれて薄くなることが多いです。

簡単に説明すると、異所性蒙古斑は、手足などお尻以外の場所に見られる蒙古斑の一種で、胎生期に皮膚の真皮に残ったメラノサイト(色素細胞)が原因です。通常、薄いものは自然に消えていきますが、濃いものは消えるまで時間がかかります。全体の約3%は、成人後も残ると言われています。

治療するべき?レーザー治療のメリットとデメリット

蒙古斑は悪いものではないので、基本的には治療の必要はありません。お尻の蒙古斑はたいてい成人になれば消えますよね?つまりお尻よりも薄い蒙古斑であれば消えるケースがほとんどなのです。

でも、かわいい赤ちゃんの青あざ・・・しかも広範囲であったり目立つ場所であれば、見た目が気になるのも事実です。特に、他の子どもたちに「そこどうしたの?」と聞かれる場面が増えてくると、治療を検討する親御さんもいるようです。

実際、私の知り合いにも、生後半年でレーザー治療をした赤ちゃんがいます。治療を選ぶ理由やタイミングはそれぞれですが、メリットとデメリットを把握した上で判断することが大切です。

メリット

  1. 早期治療で効果が期待できる
    乳幼児期は皮膚が柔らかく治癒能力が高いため、治療効果が期待できます。
  2. 心理的負担の軽減
    学校などでの視線やコメントが原因で子どもがコンプレックスを感じるリスクを減らせます。
  3. 手軽で安全
    レーザー治療は非侵襲的で、比較的短時間で済みます。また、副作用が少なく安全性も高いとされています。

デメリット

  1. 痛みと不安感
    小さな子どもは痛みに敏感で、治療が不安や恐怖を引き起こすことがあります。
  2. 麻酔のリスク
    局所麻酔クリームを使う場合、副作用の可能性も考慮する必要があります。
  3. 治療後のケア
    紫外線対策や保湿ケアが必要ですが、乳幼児は動き回るため、ケアが難しいことがあります。
  4. 自然に薄くなる可能性
    成長とともに自然に消えることが多いため、無理に治療を急ぐ必要がない場合もあります。
  5. 費用の負担
    レーザー治療は複数回必要なことが多く、費用がかさむことがあります。保険適用かどうかも確認が必要です。

まとめ

乳幼児の異所性蒙古斑に対する治療は、家族の価値観や子どもの状況に応じて選択が異なります。専門医と十分に相談した上で、自然に消えるのを待つか、早期治療を選ぶかを決めることが大切です。

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