生後3ヶ月を過ぎたあたりから、娘のよだれと汗での皮膚かぶれがひどくなってきました。特に頬っぺたと首周りが赤くなり、かわいそう…。拭いても拭いてもよだれがダラダラ出て、まるで止まらない滝のようです。
「よだれや涙、離乳食が始まると、食べ物がつくことで刺激性の接触性皮膚炎を起こしやすくなる」と言われます。皮膚炎でバリア機能が低下したところに食べ物などが付着し続けると、なんとアレルギーの原因になったりもするんです。恐ろしいですよね…。
ステロイドを塗ると、すぐにきれいにはなるんですが、またすぐに再発しちゃいます。だって、よだれが止まるわけじゃないですからね…。なので、やっぱり予防が大事!ここで、我が家が日々実践している対策をシェアします。
我が家のよだれかぶれ予防法
- 濡れた柔らかい布でふき取り
外出時にはドラッグストアなどで手に入る清浄綿が便利です。サッと拭けるので助かります。 - 顔に触れるママの服は柔らかく滑らかなものに
赤ちゃんの肌に触れるものは、できるだけ刺激が少ない素材を選びたいですね。 - 食事や授乳の前後にワセリンを塗布
汚れを拭き取った後に塗ると、ワセリンがバリアとなって皮膚への刺激を抑えてくれます。 - タオルで拭くときは押し拭きで
ゴシゴシ拭くのではなく、優しく押さえるように拭くことで、刺激を最小限に。 - ねんね以外はスタイを着用
これらを頑張って実践していても、やっぱり防ぎきれないときもありますね…。
ではどんな時に病院へ行った方がいいのか、
- なんとなく搔いてるような感じがする(こすったり、皮膚をつかんだりしている)
- ガサガサしている、浸出液が出ている
上記の場合は、一度炎症を抑えてあげる必要があります。ステロイド軟膏(赤ちゃんでも使えるような弱いランクのもの)を使用します。あとは清潔にして、保湿をするのが一番です。
またこの時期はよだれ、汗などで湿疹が出やすい時期なので、湿疹が続くからと言ってアトピー性皮膚炎かもしれないなどと不必要に心配する必要はないでしょう。
乳児期を過ぎて幼児期にも湿疹が遷延(慢性湿疹)する場合は、アトピー性皮膚炎の可能性が出てくるので、その場合は小児科もしくは皮膚科を受診するといいでしょう。
だだし、発熱を伴う発疹の場合は必ず小児科をはじめに受診することをおすすめします。
我が家も、まだまだよだれかぶれとの闘いは続きそうです。引き続き、優しくケアしながら見守っていきたいと思います!
赤ちゃんの肌は本当にデリケート。ママ・パパの努力で少しでも快適な状態を保てるように、無理せず、できることを続けていきたいです!