ある日、「そろそろ離乳食?」と実母に言われ、「え・・・、もうご飯食べるの???」となった私。毎日がドタバタ過ぎるワンオペ育児の中で正直離乳食なんてまだまだ先のことだと思ってました。そして急に焦りだした私は、小児科医師の夫に話を聞いたり、夫の持っている本を読んで離乳食について勉強を始めました。
それぞれの赤ちゃんに個性があるので、正解は一つではないんですが、今回はWHO(世界保健機関)の勧める時期や、我が家の実際の経験をお話しします!
WHOは「生後6か月までは母乳(ミルクだけの場合もありますね)で栄養を賄い、6か月を過ぎたらそれだけでは栄養が不足するので、食事を開始しましょう」と勧めています。
なので、WHOは「乳離れ」という意味合いよりも「栄養補給」という目的が強調される“補完食”と表現しています。
特に鉄分は不足しやすいと言われています。ママからもらった鉄(貯蔵鉄)も赤ちゃんが生まれてから6か月頃までに使い切ってしまうことが多く、ママが多く鉄分を摂っても母乳中の鉄分の量は変わりません。つまり、食事から補う必要があります。
このようにWHOが唱えている食事を始めるタイミングは、赤ちゃんの体の特徴や健康な成長に必要不可欠な栄養素など十分考慮されたものなのです。
いろいろと本を読んだり、ネットで検索した情報を私なりに整理し、我が家ではWHOの言っていることも参考にして取り入れていこうと決めました!
しかし、WHOが6か月頃から食事を開始することを勧めているといっても、すべての赤ちゃんが6か月ちょうどに食事を始められるわけではありません。赤ちゃんの成長スピードには個人差がありますし、発達のサインを見ながら決めるのが大事です。
そこで、小児科医である夫に聞いてみました!離乳食を始める目安としては、
支えると座れる、おもちゃやタオルなどを手に持ってなんでも口にもっていく、食べ物に興味がある、首すわりは絶対!!!だそうです。
定型発達であれば、6か月頃にこのような動作が見られることが多いです。こんな発達サインがあれば、離乳食を開始するのにいい頃です。
これらのことを考慮して、我が家では5か月頃に食事を開始しました!
・首は座ったし、支えれば座れる
・ミルクをあまり飲まない、、、栄養が不足するかも、、、と思った
・私たちが食べているのをじーっと見つめる
・ガーゼハンカチやスタイを口に持っていき、パクパクしている
これらが食事を開始した決め手です。
我が家では”離乳食”の進め方のいいところと”補完食”の進め方のいいところの両方を取り入れた食事の進め方を実践中です。
まず、補完食って離乳食の進め方と違うの?ってところから勉強中の私。
次回は補完食についてお話したいと思います。